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2兎を追うもの1兎をも得ず、ほんとに!
こんばんは。
本日のオミオツケ練習、とても有意義でした。
タイトルにもなっております格言、とても有名ですよね。
私はコント中にどちらも追って、どちらも逃した状態で、それをげんぱさんに指摘頂きました。
本当にありがとうございます。
理論だてて厳しく言ってもらう機会というのは本当に大事です。

こいつは役に立つご指摘だぞ、と指摘頂いている最中というのに、にやにやしてしまいました。
なんか色んなコントに役立ちそうだったもんで、ついつい。
わくわくしまして・・・。修正、ダメダシ、忠告、叱咤、が好きです。
(とあるコントの役柄的に、実はそちらの極かというと、あちらの極ではないかとの疑惑もあがっておりますが、こうなってくるとどちらの極である可能性も否めませんねえ)
最近書き上げたヤマモダン用のコントにも、役立ちそうだったのです、ご指摘の内容ったら、どんぴしゃりだったのです。

そして今日は、いかにいつも自分が、コントの中で生ものとして存在してなかったかが、とてもよく分かりました。
ヤマモダン内での、演者としての私の存在は、あくまで添え物・・・。
今日もまた、動こうとして焦りました、結果浅いボケばかりが口をついて出てくる始末。
ノートでの打合せに入ってからの、頭の回転たらありません。。。
あ、でも、理論派とかデスク派、ではないのですよ。ネタ見りゃわかると思いますが。
くだらない想像を100打って1当てる、どうしようもないバカと思います。
100考え50を書く、そして49をはねられる! 暇人です。
そんで言い訳なのですが、100も動けないのです、不器用で。なぜなら100考えてるから!
いや、これ嘘です!!ただネジが足らずで動けません。

しかし、大丈夫、これが本番までに化けます。なので大丈夫です。
根拠のない自信?違います。
根拠は小出さんに、理論はげんぱさんにお任せするのです。
なので大丈夫なのです。ふふふ。
そしてお2人は根拠や理論だけでなく、動けるのです。それがすごい。
ユニット内を褒めちぎるみたいになってますが、
小田島さんも含め、舞台に立って動いている人というのを、とても尊敬してます。
だって体と頭を両方使うんでしょ?! 難しい・・・。

一見弱音だらけに見えますが、でも大丈夫、執念深いので大丈夫です。
良い機会をありがとうございます。外部研修という感じがします。手数を増やして持ち帰りたいです。

と、真面目なことをこんなところに書いてしまいました。
だってねえ、反省→尊敬の流れってありますよ、ね。

今日はあと一個、2兎を追って失敗してます。

仕事帰りに、練習へと急いでいるところ、押しボタン式の信号が・・・。
信号は赤でした。そりゃだって、私ボタン押してないし。
車はいなかったので、走って渡りました、
と、渡り始めたそのとき、対岸に少女を発見!
少女は自転車にまたがり、押しボタンを押して、信号待ちしてるではありませんか!
しまった、大人としての江尻、ピンチ、です。

もう横断歩道の真ん中まで来てます。迫り来る、信号待ちの少女。
少女ったら、止まっているのに、迫り来る・・・!
何で!?
それは、悪い大人の私が進んでいるからです。赤信号の横断歩道を。

よくわからんが、良いところを1個でも持とう!と苦し紛れに手を挙げて渡り始めました。
そして渡りきりました。
信号はまだ赤、少女は信号待ち、その横を通り過ぎる自分。
なぜか手は挙げっぱなし。ああ、悪い大人だ、交通ルールを乱しに乱す大人だ私は・・・。

そしてなぜか、ここで私の長所が炸裂しました。
すれ違い様に、少女に「こんばんは、ごめんなさい」と素直に謝ってしまいました。
ああ、ごめんなさい、素直なところしか良いとこなんてないのです。
モラル(正しい大人)とエゴ(急げ帰路)という2匹の兎を追って、少女に謝罪です。
不審でした、でも信じて欲しいのです、謝罪の心。

かくして少女は「こんばんは」と・・・
返してくれました!
ありがとうね。またどこかで会いたいね、今度はちゃんとしとくよ。ありがとうね。
by ejiridesu | 2008-11-12 01:47 | ■練習の様子
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